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ビジネス実務法務3級の科目別勉強法「企業取引の法務」を解説!

ビジネス実務法務3級の科目別勉強法「企業取引の法務」を解説!

連載「ビジネス実務法務3級の科目別勉強法」、4回目の今回は、出題科目のうち「企業取引の法務」について、おすすめの勉強法を解説します。

「企業取引の法務」は、企業間取引に関する民法や商法から問題が出されます。出題範囲が広く覚えるだけでも大変な科目ですが、所属部門にかかわらず、社会人として基本の“使える”知識が身に付きます。

ビジネス実務法務3級試験科目
1. ビジネス実務法務の法体系 (連載第3回
2. 企業取引の法務 ←今回はココ!
3. 債権の管理と回収
4. 企業財産の管理と法律
5. 企業活動に関する法規則
6. 企業と会社のしくみ
7. 企業と従業員の関係
8. ビジネスに関連する家族法

「企業取引の法務」とは?

ビジネス実務法務3級の出題範囲のうち、公式テキストの第2章「企業取引の法務」では、主に企業間取引に関する契約(売買契約・賃貸借契約・委任契約・請負契約など)をはじめ、取引の過程で生じる債務不履行や不法行為に関する規定など、民法や商法に関する内容が出題されます。

ビジネス実務法務3級の公式テキストに記載された当科目の学習内容は以下の通りです。

・契約とは
・契約の成立
・契約成立後の法律関係
・売買以外の契約形態
・ビジネス文書の保存・管理
・契約によらない債権・債務の発生~不法行為等

出題範囲が広く覚えることが多い分野ですが、会社組織でいうと営業・営業事務から法務・経理まで幅広く役立つ知識が詰まっており、所属部門にかかわらずビジネスパーソンとして確実に身に付けておきたい内容です。

分量が多い「企業取引の法務」の勉強法は?

「企業取引の法務」では、様々な取引契約に関する法律知識が問われます。

ここで取り上げられる契約は、売買契約や賃貸借契約など日常生活に根差したもの、雇用契約・請負契約など労働に関するもの、委任契約や和解契約など紛争解決に関するものなど、様々な種類があります。

これらすべてを完璧に覚える必要はありませんが、実際の試験では当科目の範囲からまんべんなく出題されることが多いので、あいまいな部分が無いよう“この場合は、こう判断するという論点をノートなどに整理しておきましょう。

少しでも理解しやすくするためには、身近な事例と結び付けて論点を考える勉強法もおすすめです。
例えば、2012年にSNSで小売店が“プリンを20個注文するはずが、入力ミスで4000個になってしまった”と投稿して話題になったことがあります。
小売店側のミスで、本来注文するはずのない4000個という注文個数になったわけですが、この場合注文を取り消すことは可能か、考えてみるのもよいでしょう。

実は、売買契約の表示行為の錯誤(勘違い)に該当すれば、注文を取り消すことは可能です。
(ただし、この事例において、実際の小売店はすでに店舗に届いたプリンの注文取消しはせず、SNSを通じて“皆さん買ってください”と呼びかけて無事に完売させています)

専門用語だけを必死に暗記しようとしてもなかなか頭に入りませんし、今後の実務においても応用できる知識となりません。

しかし、身近な事例と結び付けて“この場合は、こう判断すると具体例を浮かべながら論点を覚えることで、ややこしい専門用語も“使える知識として活用できるようになるのです。

論点を覚えるには練習問題が有効!

ビジネス実務法務3級の「企業取引の法務」では、今までの社会人生活では詳しく知る必要のなかった法律の専門用語がたくさん出てきます。

例えば善意の第三者債務不履行など、“聞いたことはあるけれど、どんな意味なのか詳しく説明はできない”という用語はたくさんありますね。

言葉の意味だけを単語帳などで丸暗記しても、実際のビジネス実務法務3級の試験問題では役に立ちません。実際の出題形式は文章題で、複数の事例の中から間違っているものを判別したり、説明文の空欄を埋めたりする形式だからです。

「企業取引の法務」の学習は、いろいろな事例に接して“この場合は、こう判断する”という論点を覚えることが大切です。そのため、練習問題を繰り返し解いて、様々な事例に慣れる勉強法がおすすめです。

一度に集中して問題集を解くよりは、オンライン講座などを利用して毎日のスキマ時間に少しずつ何度も問題を解き、自分が間違いやすい事例や論点を把握することで合格に近づいていきましょう。

ビジネス実務法務3級の出題項目別勉強法

今回は、試験後も活用できる「企業取引の法務」について、様々な事例に慣れることで論点を理解する勉強法を説明しました。

次の第5回では「債権の管理と回収」のポイントと勉強法を解説していきます。

ビジネス実務法務3級講座

参考URL:
https://www.kentei.org/houmu/testinfo.html
https://www.nikkei.com/article/DGXNASDG12055_T11C12A1CC0000/

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